この記事を書いた人
ズボラ初双子ママをフォローする

双子出産レポ【帝王切開当日のリアル体験談】

双子育児

はじめに

双子を妊娠していた頃、私は出産が本当に怖かったです。

正直に言うと、

「死ぬ覚悟で出産に臨もう」

と思っていたほどでした。

インターネットで何度も「双子 帝王切開」「双子 出産リスク」「双子 出産レポ」などと検索しては、さまざまな情報を見て、不安になっていました。

双子妊娠はハイリスク妊娠だということも、病院の先生から説明を受けていました。

だからこそ、

「無事に産めるのかな」

「自分は大丈夫なのかな」

「赤ちゃんたちは無事に生まれてきてくれるかな」

と、出産の日が近づくほど怖くなっていました。

この記事では、そんな私の双子出産当日のリアルな体験を書き残します。

これから双子を出産する方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

※この記事はあくまで私自身の体験談です。出産方法や経過、入院期間などは人によって異なります。

双子妊娠中は「幸せ」よりも「怖い」が大きかった

妊娠中は、出生前診断をするかどうか、RSウイルスワクチンをどうするか、臍帯保存をするかどうかなど、夫婦で話し合って決めることもたくさんありました。

双子妊娠はリスクが高いということも聞いていたので、

「妊娠高血圧症候群にならないように」

「妊娠糖尿病にならないように」

と、食べるものにも気をつけていました。

もちろん、双子を授かったことは嬉しかったです。

でも、私の場合は、

幸せを感じるよりも、ずっと怖がりながら過ごしていた

という方が近かったと思います。

お腹の中に2人の赤ちゃんがいることが嬉しい反面、

「無事に出産できるのかな」

という不安が常にありました。

出産1週間前、少量の出血で緊急入院

出産予定日の約1ヶ月前。

少量の出血があり、急遽入院することになりました。

「まだ予定日まで1ヶ月もあるのに……」

そんな気持ちでした。

入院中は毎日点滴。

点滴の副作用で手が震えることもありました。

病室で毎日過ごしながら、

「なんとかもう少し、お腹の中で育ってほしい」

と、ずっと願っていました。

まだ出産したくない。

できるだけ長くお腹の中にいてほしい。

そんな気持ちで過ごした1週間でした。

そして1週間後、再び出血

入院してから1週間。

また少量の出血がありました。

そこで、主治医の先生と

「いつ帝王切開をするのか」

を相談することになりました。

いつ陣痛が来てしまうか分からない状況。

私は、

「できればもう少しお腹の中で育てたい」

という気持ちがありました。

でも、もし突然陣痛が来て緊急帝王切開になった場合、十分な手術体制を整えることが難しくなる可能性もある。

一方で、今日であれば主治医の先生がいる。

しっかりと手術の体制を整えた上で出産に臨める。

先生から説明を受け、夫婦で話し合いました。

そして、

「今日、出産しよう」

と決断しました。

怖かったです。

本当に怖かった。

でも、赤ちゃんたちのために、このタイミングで出産することを決めました。

双子出産当日のスケジュール

出産当日は、朝から慌ただしく時間が過ぎていきました。

6時ごろ

起床。

「今日、赤ちゃんたちが生まれるんだ」

と思うと、緊張でいっぱいでした。

7時ごろ

主治医の先生と話をして、

この日に帝王切開で出産することを決定。

その後、朝食を食べました。

そして、その後は絶食・絶飲。

点滴やNSTなどの準備も進んでいきました。

手術を待っている間は、家族と過ごしました。

いつもと変わらないように過ごしたかったけれど、

「今日、私は母になるんだ」

「今日、このお腹から2人の赤ちゃんが出てくるんだ」

と思うと、落ち着きませんでした。

そして、

10時半ごろ、手術室へ向かいました。

いよいよ手術室へ

手術室に入ると、麻酔の先生、いつも診てくださっていた主治医の先生、看護師さん、小児科の先生など、さまざまな先生やスタッフの方がいました。

双子の出産ということで、たくさんの方が準備してくださっていました。

それを見て、

「本当に今から手術が始まるんだ」

と、さらに緊張しました。

帝王切開の麻酔が怖かった

私が一番怖かったことのひとつが、

「意識がある状態でお腹を切られる」

ということでした。

全身麻酔ではなく、下半身の感覚をなくして手術をする。

それがどんな感覚なのか、まったく想像できませんでした。

「本当に手術に耐えられるのかな」

「死ぬんじゃないか」

そんな怖さがありました。

背中から麻酔をしてもらいました。

背中にチクッと刺されて、そこからグーッと押されるような感覚。

数秒待つような感じで、今まで経験したことのない不思議な感覚でした。

その後、徐々に下半身の感覚がなくなっていきました。

先生から、

「感覚ありますか?」

と確認されます。

押されたり触られたりしても、感覚がほとんどありません。

「麻酔が効いているんだ」

と分かりました。

「○○の手術を始めます」

手術が始まる前、テレビで見る手術のように、

「○○の手術を始めます」

という言葉がありました。

その瞬間、

「本当に始まるんだ……」

と、ものすごく緊張しました。

手術中は、先生たちが黙々と処置を進めていきます。

私はただ、

「早く赤ちゃんの声が聞きたい」

と思っていました。

ついに双子の赤ちゃんが誕生

手術が進んでいき、

「そろそろ赤ちゃんが出てくるのかな」

と、ずっと待っていました。

長いように感じましたが、今振り返ると本当に一瞬でした。

そして、

「ほぎゃー、ほぎゃー」

という声が聞こえました。

下にいた子から取り出されたようでした。

高めの声で泣いていました。

その後、上にいた子が取り出される時に、お腹を押されるような感覚が少しありました。

そして、

「ぎゃー、ぎゃー」

と、弟の方も泣きました。

弟の方は、お兄ちゃんより少し低めの声。

2人とも、ちゃんと泣いてくれました。

生まれた瞬間、安心して涙が出た

「赤ちゃんが生まれたら、すぐに顔の横に連れてきてもらえる」

そんなイメージをしていました。

でも、双子だったこともあり、出生後に呼吸のサポートなどが必要となり、すぐに保育器で処置が行われていました。

私は、

「大丈夫かな」

と心配しながら見ていました。

そして、双子が生まれた瞬間。

不思議なことに、

「自分のお腹から2人の赤ちゃんが出てきた」

という実感は、ほとんどありませんでした。

自分が子どもを産んだということすら、まだ実感できない。

でも、

無事に生まれてくれた。

そして、

自分も生きている。

その安心感が一気に押し寄せてきました。

気がつくと、自然と涙が出ていました。

その後、一人ずつ顔を見せてもらいました

双子を取り上げてもらってから数分後。

一人ずつ、私のところに連れてきてくれました。

小さな体。

まだ目も開いていない。

それでも一生懸命、この世界に出てきてくれた2人。

お兄ちゃんは白っぽい肌。

弟は少し黒っぽい肌。

2卵性の双子なので、出生直後から2人の違いを感じました。

今でも、その時の顔を忘れません。

小さな体で私の隣に来てくれた双子。

その姿を見て、

「生まれてきてくれて、本当にありがとう」

と心から思いました。

手術中、怖くて看護師さんの手を握っていた

赤ちゃんたちが生まれた後も、手術は続きます。

お腹の処置や縫合などが行われました。

その時、下半身が動かないことへの気持ち悪さがあり、吐きそうになったり、意識が飛びそうになったりしました。

とにかく怖かった。

私は近くにいた看護師さんの手を、

ガシッ

と掴んでしまいました。

怖くて、手を離せませんでした。

でも、その看護師さんが、

「大丈夫ですよ」

と近くにいてくれました。

その存在が本当に心強かったです。

今でも覚えています。

帝王切開後、安静室へ

手術が終わった後は、安静室で1時間ほど過ごしました。

その時、

ものすごい寒気

がありました。

電気毛布をかけてもらいました。

そして、熱も上がっていて、

38度くらいの発熱

がありました。

出産直後で体も疲れているし、手術も終わったばかり。

とにかく体がボロボロでした。

帝王切開後の痛み

帝王切開後は、後陣痛もかなりつらかったです。

お腹の傷の痛みなのか、

後陣痛なのか、

麻酔による気持ち悪さなのか。

いろいろな感覚が重なっていました。

下半身にはまだ麻酔が効いていて、思うように体を動かせません。

少し体を動かすだけでも、

「痛い……」

という状態でした。

麻酔が切れるまで

私の場合、麻酔が切れるまでに2日ほどかかりました。

手術の翌日からは、血栓予防のためにも歩くことが必要でした。

でも、

「どうやっても体を動かすとお腹が痛すぎる……」

という状態。

そのため、無理をせず、手術の翌々日から歩く練習を始めることになりました。

帝王切開って、

「お腹を切る手術だから、産んだ後も大変」

とは聞いていました。

でも、実際に経験してみると、

想像していた以上に体への負担が大きかったです。

産後すぐに双子に会えなかった

実は、手術前から私は鼻や咳などの風邪症状がありました。

そのため、産後すぐに双子と直接対面することはできず、1週間ほど窓越しで面会していました。

本当は、

生まれてすぐに抱きしめたかった。

ママとパパのそばで、

「頑張ったね」

と抱きしめてあげたかった。

でも、それができませんでした。

自分で育てられていないような感覚になり、メンタルが落ち込むこともありました。

「私はお母さんなのに……」

そんな気持ちになることもありました。

でも、

今は自分の体をしっかり回復させることも大切。

そう考えるようにしました。

そして、会える時にはできるだけ会いに行きました。

まだ「自分の子」という実感がはっきりあるわけではありませんでした。

でも、

「かわいい」

「かわいい」

という気持ちだけは、どんどん大きくなっていきました。

双子は約2週間NICUで過ごしました

双子はその後、約2週間ほどNICUで過ごしました。

そして、体重が2300g以上になった頃に退院することができました。

小さかった2人が少しずつ大きくなっていく姿を見ながら、

「本当によく頑張ったね」

と何度も思いました。

出産後、一番つらかったこと

私が出産後に一番つらかったのは、

身体の痛みでした。

出産前から、お腹を引っ張られるような感覚があり、痛くて前かがみになっていました。

歩くのもかなりゆっくり。

背中も曲がっていました。

さらに、出産前後で痩せてしまい、食も細くなっていました。

「母乳を出すためにも、まずは自分が元気にならないと」

と思い、とにかく体力を回復させることを優先しました。

焦らず、ゆっくり。

無理をしない。

休める時は休む。

そうやって少しずつ体を回復させていきました。

今では、背中もピンと伸びて、元気に動けるようになりました。

あの時は、本当に怖かった

今振り返っても、

出産前は本当に怖かったです。

息苦しくなったり、眠れなかったり。

双子妊娠はリスクが高いということも分かっていたので、

「本当に自分は大丈夫なのかな」

「死ぬんじゃないかな」

とまで考えていました。

だからこそ、無事に出産を終えて、

健康に生きていられることって、本当にありがたいことなんだ

と強く感じるようになりました。

今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかった。

それに気づいた出産でもありました。

「母は強い」という言葉を実感した

出産前は、

「こんなに怖いのに、本当に耐えられるのかな」

と思っていました。

でも、いざその時になると、

赤ちゃんのためなら頑張れる。

痛くても、

怖くても、

「この子たちを無事に産みたい」

という気持ちがありました。

これが、

「母は強い」

ということなのかなと思いました。

ただし、

「母だから頑張らないと」

と無理をしすぎる必要はないとも思います。

出産後は、自分の体を大切にすることも本当に大切です。

これから双子を出産するママへ

これから双子を出産する方へ。

出産前って、本当に怖いと思います。

私も、

「怖い」

「大丈夫かな」

「ちゃんと産めるかな」

と何度も思いました。

ネットで出産レポを検索しては、不安になったこともたくさんあります。

でも、今振り返ると、

あんなに怖かった私でも、ちゃんと乗り越えることができました。

もちろん、出産の経過は一人ひとり違います。

だから「絶対にこうなる」とは言えません。

でも、

今までも、今も、これからも。

双子をお腹の中で育てているママたちは、本当に頑張っています。

毎日2人の命を守っているだけでも、本当にすごいことです。

どうか、

赤ちゃんと自分の体を信じて。

そして、不安なことや怖いことがあれば、一人で抱え込まず、先生や家族に相談してください。

私もあの時は本当に怖かった。

でも、

ちゃんと2人に会えました。

今では、あの日が私にとって大切な思い出になっています。

まとめ

双子の帝王切開。

出産前は怖くて怖くて、

「自分は本当に大丈夫なのかな」

と思っていました。

実際に出産してみると、手術も痛みも、その後のNICUでの生活も、決して楽なものではありませんでした。

でも、

2人の泣き声を聞いた瞬間。

無事に生まれてきてくれたと分かった瞬間。

それまでの怖さや不安とは違う、

「生まれてきてくれてありがとう」

という気持ちでいっぱいになりました。

そして、自分自身も無事に生きて出産を終えられたことに、心から安心しました。

双子妊娠・出産は不安なことも多いですが、

その先には、

2人の赤ちゃんに出会える瞬間があります。

私のこの体験談が、これから双子を出産するママの少しでも参考になれば嬉しいです。

▶ 関連記事

・双子育児、産後メンタルの波【ワンオペ育児のリアル】

・双子育児、寝不足で限界…【夜間対応のリアル体験談】

・双子育児で本当に買ってよかったもの10選【生後11ヶ月ママ厳選】

・双子ワンオペ、同時泣きで限界…【どうしたらいい?リアル体験談】

コメント

タイトルとURLをコピーしました